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●FXを学ぼう!(第19回)

time 2016/05/17

●FXを学ぼう!(第19回)

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析、どちらが有効か?

■FXの2つの基本的な分析方法

FXを取引するには何らかの根拠が必要。「なんとなく上がりそうじゃん」「こんなに上がったからもう下がるでしょ」みたいな、ぼんやりした根拠で取引してたら、いつまでたっても上達しない。

じゃあ、何を根拠に取引するか。主な手段は2つ。ひとつはチャートをもとにした「テクニカル分析」、もうひとつは景気や金利などの動向などから判断する「ファンダメンタルズ分析」だ。

■種類豊富なテクニカル、自分の好みで選ぼう

テクニカル分析はチャートを元にしているが、そのやり方はいろいろある。チャートに描かれたローソク足の並び方だけを見て分析する「チャートフォーメーション分析」や、日本古来の罫線分析法「酒田五法(さかたごほう)」など。

さらに、チャートにいろいろな線を追加して分析する方法もあり、過去の価格の平均を一本の線にした移動平均線などがその代表格だ。

そのほか、「買われすぎ」や「売られすぎ」を計算から求める「オシレーター系」と呼ばれる一派もあるし、「黄金比率」をもとにしたフィボナッチ分析も人気だ。

テクニカル分析の種類や使い方は人により千差万別。だが、どんな使い方も万能ではなくて一長一短がある。最初のうちは上手な人の使い方を真似してみよう。

■ニュースや偉い人の発言、経済指標で相場は動く

チャートも大切だが、為替市場の大きな方向性を決めるのはやっぱりファンダメンタルズ。アベノミクスが始まった途端に円安が始まったのは、その好例。

それまで円高トレンドが続いていたのが、「安倍首相になったら円安誘導の政策を打つのでは?」と期待が高まって円が売られたわけだ。

ファンダメンタルズ分析の対象となるのは、選挙の結果や戦争や内乱、石油の価格に企業のM&Aと、極端にいえば世の中のあらゆる事象だ。

そして材料にされやすいのは、債券市場での金利や中央銀行が決める政策金利、景気を占う経済指標、株式市場の動向などになるが、それでもかなり幅広い。

最初は「何を見たらいいの?」と迷ってしまうけど、テクニカル分析と同様、「FXの上手な人がどんなニュースを気にしているか」を参考に見ていこう。

■ファンダとテクニカルは分析の両輪

テクニカルとファンダメンタルズは別に二者択一ではない。両者をバランスよく使ったほうがいい。「ファンダメンタルズもテクニカルも同じ方向を示してる!」なんてときに、予測の精度がより高まるからだ。

アベノミクス円安のときもそうだった。ファンダメンタルズが円安を示すと同時に、チャートにも一目均衡表の「三役好転」が完成して、トレンド転換を示唆していたのだ。

「自分はチャート派だから」なんて決めつけないでファンダメンタルズも見たほうがいいし、「日本の景気がよくなる!」ことだけで闇雲に買い進むのではなく、チャートもちゃんと見て買い時を見極めるほうがいい。バランスよく2つの力を伸ばしていこう。

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